~遥かなる高地が育む、エキゾチックな香りの紅茶~
ウバ地方は、スリランカの中でもとりわけ辺境に位置する地域です。スリランカ・ミドルグロウン(中地)に位置するキャンディや、最も標高の高い紅茶産地として知られるヌワラエリヤからは距離は近いものの、州都バドゥッラへ向かうには険しく曲がりくねった山道を越えなければなりません。
首都コロンボから訪れる場合も、中央山岳地帯の南側を大きく迂回し、さらに北へと登っていく必要があるため、アクセスは決して容易ではありません。こうした険しい丘陵地帯の地形が、ウバの茶葉に独特の個性をもたらす背景のひとつとなっています。
また、この地域で生産される茶葉は、北東・南西のモンスーンの風の影響を大きく受けています。この気候が、ウバ特有の個性と、どこかエキゾチックな芳香を生み出す要因とされています。 年間を通して紅茶は生産されますが、風味の違いが最も際立つのは7月から9月です。深い峠を通って茶畑を吹き抜ける乾いた風が茶木に当たることで、ミントやユーカリを思わせる清涼感、いわゆるメンソール感と呼ばれる香味が生まれます。
商品説明
- 等級:BOPF(BOPをさらに細かく砕いた小型の茶葉。)
- 茶園:エイスラビー茶園
商品サイズ
- リーフ 100g(ジップパウチ) 縦213mm × 横120mm
原産国
スリランカ(ウバ)
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